矯正歯科
・小児矯正歯科Orthodontics
当院では矯正医による
矯正治療を行います。
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症例
症例1
治療前
治療後
年齢 | 14歳3ヶ月 |
---|---|
主訴 | 八重歯と噛み合わせを治したい |
治療期間 | 2年7ヶ月 |
費用 | 907,500円 |
治療内容 | 上下左右第一小臼歯抜歯(4本)を行い、マルチブラケットにて治療 |
想定されるリスク・副作用 | マルチブラケットでの治療は一度装着すると治療完了まで外せない点には注意が必要です。装置が簡単に取り外せないため、装置と歯の間に汚れが溜まりやすくむし歯リスクが高くなります。日頃の歯みがきを入念に行なうようにしておきましょう。 |
当院の矯正治療
について
矯正専門の
ドクターが担当
週に1~2回、矯正専門の先生が診療に来ます。
矯正医の先生と直接連携をとりながら治療することが可能です。
※一部のマウスピース矯正と部分矯正は理事長が担当することもあります。
平日20時まで、
土祝も診療
駅から徒歩1分で平日は夜遅くまで診療しているので、
仕事・学校終わりでも無理なく通い続けることができます。
総合治療ができる
抜歯が必要なケースを含め、すべての治療が当院で完結できる体制を整えています。
定期的に矯正医による院内セミナーも行っております。
歯並びの種類
スペースの問題
▶ 叢生
(歯の大きさ>顎の大きさ)
叢生(そうせい)とは、歯が顎に入りきらず、重なり合ってデコボコになっていたり、ガチャガチャになっていたりする状態です。いわゆる「乱ぐい歯」と同じ意味です。
叢生は、歯の大きさと顎の大きさの間に起こるアンバランスにより、歯が部分的に重なってしまう状態です。抜歯が必要な場合もあります。
▶ 空隙歯列
(顎の大きさ>歯の大きさ)(すきっ歯)
空隙歯列(くうげきしれつ)とは、歯と歯の間に隙間ができている状態の噛み合わせのことです。すきっ歯とも呼ばれます。
空隙歯列の主な原因は、歯のサイズと顎のサイズの不調和です。通常よりも歯が小さい(矮小歯)ために、また通常よりも顎が大きいためにスペースが余ってしまい、歯と歯の間に隙間ができてしまいます。また、生まれつき永久歯の本数が少ない(欠損歯)ために隙間ができてしまうケースもあります。
▶ 歯性上下顎前突
(歯の大きさ=顎の大きさ)
歯性上下顎前突とは、上と下の前歯が前に突き出ている状態の歯並びのことを指します。
上下顎前突は、上顎と下顎が正常な位置より前方にある状態のことを言います。口元全体が前に突出しているように見えます。上下顎前突には、歯のかみ合わせだけが反対になっている「歯性」のタイプ、骨格的に下あごが成長しすぎている「骨格性」のタイプの2通りがあります。
前後の問題
▶ 上顎前突
(出っ歯)
上顎前突(じょうがくぜんとつ)とは、上の前歯や上あごが前方に出ている歯並びです。通称「出っ歯」と呼ばれています。
上顎前突は、奥歯でかんだ時に上の前歯が前方に出ており、唇が閉じられない、唇を閉じるとあごの先端に梅干しのようなシワができる、といった状態になります。
▶ 下顎前突
(受け口・しゃくれ)
下顎前突(かがくぜんとつ)とは、下顎が上顎よりも前に出ている状態のことです。俗に「受け口」や「しゃくれ」とも呼ばれます。
下顎前突は、口を閉じたときに上の歯が下の歯に被さり、上の歯が外側になるのが正常な状態ですが、反対で、下の歯が上の歯に被さるため下の歯が外側になります。
上下の問題
▶ 過蓋咬合
過蓋咬合(かがいこうごう)とは、上の前歯が下の前歯に深く咬み合わさっている状態です。
過蓋咬合は、上下の顎のバランスが悪かったり、舌癖などの口周りの癖が原因で引き起こされます。また、もともと噛む力が強いことでかみ合わせが深くなることもあります。
▶ 開咬
開咬(かいこう)とは、前歯に上下方向の隙間ができる不正咬合のことで、奥歯でしっかりかんだ際にも上下の前歯が噛み合わない症状を指します。
開咬は「オープンバイト」とも呼ばれ、力を入れて閉じても歯と歯の間が空いているため、上手く食べ物を噛み切ることができない状態となります。
▶ 交叉咬合
交叉咬合(クロスバイト)とは、顎がずれて上下の歯列のかみ合わせが正常な場合とは反対になっている状態です。
歯が歯並びの途中で交叉してしまっている噛み合わせのことで、主に前歯の交叉咬合を反対咬合と呼ぶことが多いです。
交叉咬合は、成長期に上顎と下顎が左右前後にずれている場合、正常な顎骨の成長を阻害し、いま以上にその状態が悪くなる可能性があります。
矯正装置について
マウスピース型矯正装置
「インビザライン」
透明なマウスピース型の矯正装置で、特製のプラスチック製マウスピースを歯に装着し、数週間ごとに交換。徐々に歯を移動させて咬み合わせや歯並びを整えます。
歯列矯正用咬合誘導装置
「プレオルソ」
咬みあわせと歯ならびを改善すると同時に、口呼吸から鼻呼吸へ改善していきます。咬合力を誘導し歯並びや顎の成長を調整。口蓋弁を支え、顎の発育を促進します。
マウスピース型矯正装置
「インビザラインファースト」
子供向けのマウスピース型矯正装置です。特に、永久歯が生え始めた子供の歯並びを整えるために設計されています。透明なマウスピースを使用し、徐々に歯を移動させ、理想的な歯並びや咬み合わせを形成します。
大人の矯正治療
永久歯が生え揃った後に行う歯並びの改善治療です。歯並びや噛み合わせは見た目だけでなく、心身の健康にも関わってきます。
矯正治療の期間は、1年〜2年半程度です。治療には、ブラケットやマウスピース型矯正装置などを用いて歯を移動させる方法があります。
矯正の種類
マルチブラケット装置
マルチブラケット装置は、歯の矯正治療に広く使用される方法で、多くの症例に対応できます。
小さなブラケットを歯に取り付け、それらをワイヤーでつなぎます。歯の位置を徐々に移動させ、咬み合わせや歯並びを整えます。
色や透明度の選択肢が豊富で、見た目の気にならないタイプもあります。歯科医が患者さんのニーズに合わせて調整し、効果的で確実な矯正を提供します。定期的な調整と適切なケアで、理想的な歯並びを手に入れるための道のりをサポートします。
こんな方におすすめ
- ワイヤーでしっかりと矯正を行いたいがなるべく目立たないようにしたい
- マウスピースだと着けたり外したりが面倒
メリット・デメリット
メリット
- 幅広い症例に対応できる
- 素材により、費用を抑えることが可能
- 透明なブラケットやカラーバリエーションで個性を出せる。
デメリット
- 慣れるまで歯磨きがしにくい
- マウスピース型矯正装置での矯正治療に比べ、通院回数が多くなりやすい
マウスピース型
矯正装置
「インビザライン」
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は透明なマウスピース型の矯正装置で、特製のプラスチック製マウスピースを歯に装着し、数週間ごとに交換。徐々に歯を移動させ、理想的な咬み合わせや歯並びを整えます。
目立ちにくく、外すことも可能で、食事や歯磨きがしやすいのが特長です。個々に合わせたプランで治療が進められ、透明性と快適さを備えた矯正方法です。
ただし、重度の矯正が必要な場合や一部の症例には適さないこともあります。
専門医の指導のもと、治療適応やケア方法を確認しながら、理想の歯並びを目指しましょう。
こんな方におすすめ
- 矯正装置を装着することで、口元の審美性が損なわれるのが心配
- 営業職や販売業など、仕事柄、矯正装置が目立つのは困る
- 矯正治療中もしっかりとブラッシングして、お口を清潔に保ちたい
- 矯正治療にともなう痛みや発音障害など、違和感が心配な方
メリット・デメリット
メリット
- 目立たない
- 痛みや違和感が少ない
- 取り外しができる
- 通院回数が少ない
デメリット
- 装着時間を守る必要がある
- 治療できないケースがある
子どもの矯正治療
子どもの矯正治療は、成長段階に合わせて歯並びや咬み合わせを整える重要な段階です。
子どもの歯並びは成長と共に変化するため、早めの評価が重要です。
マルチブラケットやインビザラインなどの装置を使い、歯科医が個々のニーズや適応性に合わせ、治療の適切なタイミングを見極めて治療プランを立てます。
早期の治療は将来の口腔健康に影響を与え、美しい歯並びと噛み合わせを実現し、自信を持った笑顔を育んでいきます。
矯正の種類
子どもの歯列矯正用
咬合誘導装置
「プレオルソ」
プレオルソは、咬みあわせと歯ならびを改善すると同時に、口呼吸から鼻呼吸へ改善していきます。
上下の歯に装着し、咬合力を誘導し歯並びや顎の成長を調整。口蓋弁を支え、顎の発育を促進します。特に顎が小さい場合や前歯が飛び出している場合に効果的で、成長段階での使用が適しています。
取り外し可能なので食事や歯磨きもしやすいのが特長です。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
適齢期
3~10歳くらい
こんな方におすすめ
- 本格矯正するほどではないわずかな歯列不正を改善したい
- 口周りの筋肉のバランスや舌の位置などを改善し「お口ポカン」を治したい
- 費用の負担を少なく、歯並びを少しでも綺麗にしたい
メリット・デメリット
メリット
- 柔らかく取り外しができる
- 学校に持って行く必要がない
- 比較的安く始められる
デメリット
- 細かな歯の移動はできない
- 装着時間が治療結果を左右する
子供の床矯正
口の床(口蓋弁)に装着する装置を用い、装置に埋め込まれた拡大ネジを徐々に広げていくことで、歯列を側方にゆっくり拡大して、歯を並べるスペースを作ります。これにより、歯や口腔の発育を促進し、上顎が広がることで正しい咬み合わせを形成します。特に、永久歯が生える前の子供に適した方法で、乳歯の間隔を広げたり、舌の位置を調整したりすることで、将来の歯並びや口の形成にプラスの影響を与えます。
適齢期
5~7歳
こんな方におすすめ
- 抜歯せずに矯正したい
- 食事やブラッシングができる矯正をしたい
メリット・デメリット
メリット
- 装置の付け外しが自由にできる
- 痛みを感じにくい
- 抜歯をしなくてすむことが多い
デメリット
- 装着時間が治療結果を左右する
- 後戻りすることがある
マウスピース型
矯正装置
「インビザライン
ファースト」
インビザラインファーストは、子供向けのマウスピース型矯正装置です。特に、永久歯が生え始めた子供の歯並びを整えるために設計されています。透明なマウスピースを使用し、徐々に歯を移動させ、理想的な歯並びや咬み合わせを形成します。子供にとっては目立ちにくく、装着や外すことが簡単なため、食事や歯磨きにも便利です。
また、成長段階に合わせた治療が可能で、歯科医が子供の口の中の変化に応じて治療を調整します。早期から矯正を始め、健康な歯並びを育んでいくための手段として、インビザラインファーストは効果的な選択肢です。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
適齢期
6~12歳くらい
こんな方におすすめ
- 金属アレルギーがあるので金属製の装置をつけられない
- 目立たない装置で矯正したい
- 楽器を吹いたり、スポーツをする
メリット・デメリット
メリット
- 目立たない透明な装置
- 歯への負担が少ない
- 歯を抜かないで歯並びを治すことができる
デメリット
- 装着時間が治療結果を左右する
- 歯並びの状態によっては、治せない場合がある
- 適応年齢が限られる
治療の流れ
治療スタート
まずは、患者さまの歯並びやかみ合わせのお悩み、気になることをおうかがいします。各矯正装置のメリットとデメリット、大まかな治療期間・費用などもお伝えします。
精密検査
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口腔内写真、お顔の写真の撮影
治療経過を記録するために、歯並びはもちろん、お口の中全体とお顔の撮影をします。
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歯型取り
歯型の模型を製作するため、歯型取りを行います。
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口腔内・顎・かみ合わせ検査
むし歯・歯周病のほか、顎の状態やかみ合わせなど、お口全体の状態を検査します。
治療計画のご相談
検査結果と治療計画、各矯正装置のメリットとデメリット、予測される治療期間・費用について、わかりやすく説明いたします。ご不明な点は、お気軽にご質問ください。
初期治療
むし歯や歯周病の場合は、先にその治療を行います。必要に応じてクリーニングも行い、お口の中全体が健康で清潔な状態になってから、矯正治療を開始します。!
矯正装置の装着
装置の種類や矯正方法によって異なりますが、違和感や痛みに慣れるように、数回に分けて少しずつ装着していきます。
調整のための定期通院
約1〜3ヶ月に1回、歯の動き具合を確認して装置を調整します。歯を動かす期間は歯並びや骨格によって個人差があり、1~3年ほどかかります。
治療終了・メンテナンス
歯の位置が安定したことが確認できたら、矯正治療はすべて終了です。キレイに整えた歯並びを維持するためにも、定期検診をきちんと受けましょう。